「ありがとう」と「ごめんなさい」が言える。

「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えない大人がいる。

「パワハラを許しません!」と掲示物が貼ってある。

もう腐るほど見慣れた廊下のホワイトボードに、ボロボロになっている。

だったら「仕事を舐めている」とか「生理的に好かない」とか人間に言っていいのだろうか?

今まで何人、何十人と短期間で辞めている原因はそこにあるんじゃないだろうか。

あと大勢の前で怒鳴り散らかすのやめたほうがいい。上に立つ人間なら尚更だ。

権威主義の繰り言というか、やはり自分が真っ新な状態だったときを忘れてしまうんだろうか。

正直、僕は仕事ができない。ただ断じて舐めてはない。

大人になった今でもこんな部活の上下関係を引きずっている奴らがいると思うと苦しくなる。

こういう鋭利な言葉遣いの積み重ねが、誰かの希死念慮を煽っているのだろう。

だから僕は、せめて「ありがとう」と「ごめんなさい」を使えるようなおじさんになる。

同じにはなりたくない。

逃げ癖、サボり癖のサラリーマンです。怠惰な毎日を記事にしています。

コメントを送信