GRAPEVINE「BREAKTHROUGH」 生きてる感覚が伝わる名曲。
GRAPEVINEの本音一色の世界。
バロメーター、この怒りはハッタリじゃないんだ。
GRAPEVINEは大好きなロックバンドのひとつだ。でも一番好きかと言われたらそうではない。
ずっと聴き続けるロックバンドという感覚だ。きっとおじいちゃんになっても聴いている。
フロントマンの田中和将さんが書き綴る(丁寧に書き殴ると言っても過言ではない)
歌詞は聴いている人の心はもちろん骨の髄まで突き刺してくる感覚に近い。
枯れねぇと枯れてから言うやつばっか。
僕がGRAPEVINEと出会ったのは、15年前くらいだった。中学3年生か高校に入る前くらい。
たまたまTSUTAYAでピックアップされていてたシングルコレクションを借りた。
そのシングルコレクションのトップバッターを飾ったのが
BREAKTHROUGH という曲だった。第一印象はとにかく声がカッコよく感じた。
次に思ったことが歌詞の世界観だった。
すでに歌詞を散りばめてきたけれど、嘘を嘘とも思わない本音の世界という感じだった。
この痛みはキリがないんだ。
圧倒的な痛みとか後悔とか受け入れたくない現実とか目にしている。
それでも、それすらどうでもいいような生きているってこういうことだ!という曲だ。
合間に挟まる Jim Morrison? というのも心地が良い。27クラブを決定づけた人物を歌詞に入れる。
この曲がリリースされたのは今から20年前。メンバーはとっくに27歳を超えている。
僕の感想でしかないけれど、先人に申し訳ないけれど止まってられないよ、という気持ちが伝わる。
僕の大好きな曲のひとつだ。
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